結婚は決まったけれど、先立つものがない!
親に援助を頼んでも、いいのだろうか…
みんなは、どうしているの?
最近では、結婚式は新郎新婦2人が、あれこれ工夫し、 費用も分担することが多くなりました。
しかし、実は、親の資金援助はまだまだ意外に多いのです。
どのくらいの人が資金援助を受けているの?
「日経ウーマンオンライン」によると、 結婚したカップルの、なんと7割弱も親から結婚資金の援助を、受けています。
(日経ウーマンオンライン掲載 結婚準備クチコミ情報サイト「ウエディングパーク」調べ)
親の援助額はどのくらい?
2014年ゼクシィ結婚トレンド調査によると、
1. 100万〜200万円未満 36%
2. 200万〜300万円未満 25%
3. 100万円未満 22%
となっていて、平均援助額は、約179万円でした。
なぜ、親は資金援助を?
親御さんに聞いた「援助する理由」です↓
(「みんなのウェディング」調べ)
1. 娘・息子の晴れ姿を見たかったから 73%
2. 2人でやりくりしてもらいたかったが、
援助を頼まれたから 24%
3. 式が終わってから、援助が必要だと感じたから 3%
圧倒的に
「子どもの、晴れ姿を見たいから」と積極的に援助していますね。
親の立場になれば、わかる気がします。
特に、娘を持つ親はわが子の花嫁姿は、見たいでしょう。
私もその日を想像すると、ちょっとウルウルしてしまいます。
娘が結婚するかどうかや、私たち夫婦が資金援助するかどうかはまた別の話ですが……。
大人とはいえ、わが子はわが子。
「子どもの晴れの日に何かしてあげたい」
という親心は、無下(むげ)に断らずに受け入れて、その分、別の何かでお返しすればいいのでは?
「3.」もどちらかというと
進んで援助しているパターンですが、
「2.」のように
新郎新婦からお願いしている場合もあります。
そうはいっても、新郎新婦は家庭を築こうとしている大人ですから、 最初から親の援助をあてにせず、まずは2人でできる範囲で、身の丈にあった式の計画を立てることをおすすめします。
親が出すのは、地域的な理由も
親が結婚資金を出す理由には、地域的なものもあります。
「親が出すのが当たり前」という、土地柄の場合です。
盛大な結婚式をやる文化の地域では、親の援助は一般的なようです。
また、親族を多く招待する場合は、宿泊費用などを親が負担する場合もあります。
家と家の問題という地域も、まだありますし、新郎新婦に「お金がない」という理由だけではないようです。
親から資金援助を受けると、準備段階にいろいろ意見を受けるかもしれませんが・・
衝突しないように、上手に受け入れてくださいね。