千鳥ケ淵の桜は、 お堀に向かって枝を伸ばし、 水面ギリギリに花を咲かせます。お堀には、貸しボードで行き交う人々が、つかの間の満開の桜を満喫します。
都心中の都心なのに、東京とは思えないのんびりと流れる時間・・
一年に一度の、ぜいたくな時間を味わいに出かけましょう。
千鳥ケ淵の桜、アクセスと見ごろ
千鳥ケ淵は、皇居周辺地域です。
桜の名所・千鳥ケ淵緑道は、北の丸公園の西側、麹町消防署九段出張所から千鳥ケ淵沿いに沿った、戦没者墓苑入口までの道です。
消防署側は、九段下駅(東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線)から、徒歩約5分、
墓苑入口側は、半蔵門駅(東京メトロ半蔵門線)から徒歩5分と、アクセスが抜群。
千鳥ケ淵公園には、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、ベニシダレザクラと約260本の桜が咲きほこり、見ごろは、毎年3月下旬~4月上旬です。
桜は散り始めると、皇居のお濠を花びらで埋め尽くし、それはまた、他では見られない見事な光景です。
なので、終わりの時期に行くのも、趣が違うのでおすすめです。
さくら祭りとライトアップ
千鳥ケ淵緑道、靖国神社、神田神社の桜の名所が、毎年共催しています。
いつも3月下旬に開催されます。時間は10:00~17:00 (予定)
期間中、千鳥ヶ淵緑道のライトアップ、 千鳥ヶ淵ボート場の夜間延長(通常は夕方5時半までのところを夜8時まで)、靖國神社での「さくらフェスティバル」開催(特設ステージでのイベント、物産販売など)、神田神社での物産展などが、開催されます。
問い合わせ:千代田区観光協会
灯りに浮かび上がる桜と、お堀のコンスラストがなんとも美しく、芸術的でしばし時を忘れます。
ちょっと足を伸ばして
千鳥ケ淵周辺には、靖國神社、神田神社以外にも桜の名所があります。
「牛ヶ淵の桜」ですが、九段下駅から、千鳥ケ淵に向かう坂の途中に、見えてきます。
また、外堀公園も桜の名所で、開花中は人が絶えません。
九段下駅から坂を上りながら、牛ヶ淵を左手に見て、そのまま千鳥ケ淵緑道まで探索。
その後、靖国神社でソメイヨシノを見て、出店などでひと休み。
それから外堀に出て、公園の桜を楽しみながら飯田橋駅方向に進み、グルメスポット満載の神楽坂でおいしいものを食べる。
そんな計画はいかがですか?
千鳥ケ淵の外堀の、おすすめイタリアン
「カナルカフェ」は飯田橋駅から徒歩1分、 外堀に面した最高のロケーションのイタリアンカフェレストランです。
カナルカフェ遠景と外堀
デッキ席もあり、 桜の時期は、お花見ランチや夜桜ディナーコースのスペシャルメニューがあります。
(ディナーのみ予約可)
静かに桜を眺められる、都心でのひととき。
一人で訪れても、興がありますね。
千鳥ケ淵は人気があり、桜の時期、土日は、大変混みあいますが、それでも足を運ぶのに値打ちはあります。
残念ながらボートの予約は無いので、早めに行くことをおすすめします。