全国的にも有名な上野の桜。テレビでも毎年紹介される桜の名所は、江戸時代から親しまれてきました。
不忍池とも相まって、見事な桜並木やシダレザクラのとても美しい景観です。
大道芸なども、路上で披露され、おまつり気分あり、水鳥や野鳥と触れ合える自然ありで、 いろいろなシーンが楽しめます。
桜まつりの内容とともに、ご紹介します。
上野の桜は天海上人ゆかりの桜
上野は歴史ある街。
上野恩賜公園は、高台であることから、江戸時代に「上野の山」と言われており、 その頃から桜の名所でした。
上野ゆかりの天海上人が、奈良・吉野の山から、桜を移植したのが始まりで、 現在1,200本の桜があります。
庶民のお花見の、憩いの場所となって、桜の時期には約200万もの花見客が訪れ、大賑わいです。
桜の見ごろは、毎年3月下旬~4月上旬です。
桜は上野動物園にも続き、 混雑時は、そちらに足を伸ばしてもいいですね。
アクセスは随一
上野恩賜公園公園は、アクセスが抜群!
なんといっても、上野駅の目の前ですからね。
JR、東京メトロ銀座線・日比谷線の上野駅からは徒歩5分、京成本線京成上野駅からは
徒歩約3分です。
自動車では、首都高速1号上野線上野出口から約5分ですが、期間中は混むので、公共交通機関を使ったほうがいいですね。
上野恩賜公園&うえの桜まつり
開花期間中、桜まつりも開催されます。
桜が開花すると、 ぼんぼりの点灯式を行います。
ライトアップは、 毎年夕方5時半〜夜8時の予定です。
上野恩賜公園のぼんぼりは、1,000個も灯されるんですよ!
桜を美しくライトアップし、夜桜を演出するほかに防犯という側面もあるそうですよ。
桜まつりでは、上野公園桜マップを配布する他、清水観音堂境内での、祭囃子と寿獅子(上野はやし保存会)、草花市(「緑をふやそう」キャンペーン)、青空骨董市が開催されます。
上野不忍池でボートに乗ろう
不忍池では、桜に囲まれてのボート遊びができます。
多くの水鳥が飛び交い、桜と共に都会の中の一服の自然を感じることが!
貸しボートは、
■足で漕ぐサイクルボート
(大人2人、小人1人まで、30分600円)
■白鳥の形のスワンボート
(大人2人、小人2人まで、30分700円)
の3種類があります。
デートはもちろん、子どもにはスワンボートが喜びそうですね。
お花見期間中の営業は、
3月=午前9時30分~午後5時30分、
4月=午前10時~午後6時です。
お問い合わせは、上野恩賜公園ボート場 (03-3828-9502)まで。
土日はかなり混雑するのでご注意
平日日中なら、まだそうでもありませんが、土日は早くから場所取りをする人もいて、
宴会をやったりで、混みあっています。
座ってお弁当を食べるのは、 なかなか大変です。
園内や周辺のお店で食べる(上野公園カフェ&レストラン)とか、対策を考えましょう。
見物客も大変多いです。
こんなイメージです↑
しかし、これも春の風物詩。
にぎやかに楽しみたい人にはいいですが、小さな子ども連れは、土日は避けたほうがよさそうですね。
ぼんぼりに照らされた夜桜を観ながら、宴会もできますが、 まだまだ寒い時期なので、 服装に気をつけてください。
ゴミも持ち帰りましょうね!