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脳梗塞は夏に急増!ミスターマリノス木村和司さんの場合

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健康
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熱中症だけではなく、夏は脳梗塞にも要注意です。

脳梗塞はなぜ夏に急増するのか、
また何が原因なのか?

「健康カプセル!ゲンキの時間」で、
突然脳梗塞に襲われた、ミスター・マリノスこと
木村和司さんが体験を語っています。

 

脳梗塞で倒れた木村和司さん

木村さんは、2010年から11年は監督として、
横浜F・マリノスを率いています。

あるゴルフコンペに参加中、
3番ホールまでは普通に動けていたが、
4番ホールでふらふらし始めたそう。

急に2回連続で空振りして、
カートに乗りましたが、体が動かなくなりました。

病院に着くころには、右半身が麻痺。
医師から脳梗塞を告げられました。

脳梗塞には三種類あります。

アテローム血栓性脳梗塞心原性脳塞栓
ラクナ梗塞の三種類です。

どの脳梗塞も、脳細胞に血が行き渡らなくなると
周囲の細胞が死んでしまうという怖い病気。

木村さんは細い血管が詰まる、ラクナ梗塞でした。

 

脳死のイラスト

 

脳梗塞のサインは「さっきは出来たのに」

脳梗塞のサイン発見の鍵は
「さっきまで出来たのに」という

箸を落とす、
言葉が話せなくなる、
顔が歪むなどの、

手の麻痺、言語障害が起こります。

普通にしていて、突然起きるということが
脳梗塞の特徴なのです。

麻痺や顔の歪みや言語障害は
一過性脳虚血発作という症状が
一時的に出ておさまる発作であっても、

1日後ぐらいに、脳梗塞になることもあります

非常に危険性が高いという。

順天堂大学浦安病院の卜部医学博士は
「そこの部分の血液の流れが悪くなっているのは
確かなので、すぐ救急車を呼んだほうがいい」
と言います。

 

脳梗塞の原因は?

脳梗塞を引き起こす5つの過ぎが紹介されました。

1.働き過ぎ

木村さんは監督をやったときに、糖尿病になったそうで、
多忙が原因だといいます。

2.飲み過ぎ

木村さんは「ほぼ毎日飲んでたそう。
お酒を飲み過ぎると、血管内が脱水状態になり、
中性脂肪も増えます。

木村さんは
「中性脂肪や悪玉のLDLコレステロール値が高い。
脂質異常症も判明した」そうです。

ただし、ストレス発散でうまく飲むのはよく、
適量はいいとのこと。

3.食べ過ぎ

木村さんはラーメンやカレーパンが大好物。
こういった炭水化物をよくとると血糖値があがります。

木村さんは200近い高血圧でもありました。

4.吸い過ぎ

タバコの吸い過ぎも原因です。

5.怠け過ぎ

動かな過ぎての肥満も原因。
脳梗塞の発症時の死亡リスクをも高めます。

 

木村は糖尿病、脂質異常症、高血圧症という
脳梗塞に近づく症状を、3つも抱えた状態でした。

 

夏の脳梗塞の予防は水分補給を

熱中症でも盛んに呼びかけられていますが、
夏場は、特に水分不足が引き起こすきっかけに。

夏の脳梗塞を防ぐ方法として、
卜部医学博士は、水分補給を提案します。

お茶やコーヒーには利尿作用があるので、
小まめに飲むこと。

夜寝る前に一杯の水を飲むこと、
さらに、夜トイレに起きた際に、
もう一杯水を飲むことが予防に繋がります。

 

木村和司さん脳梗塞からの復活

木村和司さんは、右半身が麻痺して、
介助なしには、右手右足が出なかったといいます

脳梗塞に寄って死んでしまった細胞は
二度と生き返りません。

しかし、リハビリによって周囲の細胞が
代わりの働きをするようになると考えられています。

 

リハビリをする男性とスタッフのイラスト

木村さんはリハビリに励み、2か月で退院出来たのは
異例の早さです。

今は、お酒もやめて、血圧も標準値になったそう。
孫と遊ぶのが一番の楽しみで、
「もう一度ボールを蹴れるようになりたい」

リハビリについては、
「先どうなるか分からない不安があった。
でも女房が2週間でよくなるって根拠なく言ってきた。
励まされた」と語りました。

本人の、治すという意思の強さも必要ですが、
周りの励ましや何気ない言葉も、
とても大切だということですね。