Toshlさんのカバーアルバム第2段として、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を収録した、『IM A SINGER VOL.2』が12月4日に発売になります。
50代になっても、衰えないばかりか、ますます高い声が出るようになったという、Toshlさん。その秘密は朝食にあると言います。
心の健康に欠かせない朝の過ごし方と朝食とは?
起床は午前6時。それからキッチンに行き、にんじんとりんご、レモンのジュースを飲みます。(にんじん&りんごジュースはがん予防としても、医者が推奨してますね)
次には、チワワの愛犬「にゃんたろう」のご飯を作ります。(どうも手作りのよう)犬なのに、なぜこんな名前かというと、全然ワンと鳴かないからということ。猫のように鳴くのでしょうか・・
次に、バナナを焼いて食べる。バナナを焼くと、甘みが増して美味しくなるそう。果物は体を冷やすので、冬場はこの食べ方、いいかも。(調理方法は下に)
最後はコーヒーとパンを食べます。
普通に健康食といえばそうなのですが、Toshlさんがこの間、費やす時間は2時間なんです!このゆったり流れる、愛犬との時間が何よりも大切だそう。
クイーンのカバーはフレディへの憧れ
Toshlさんは3歳の頃から、声が高くて、歌が好きでした。ロックに目覚めた小学生時代、近所にエレキギターを弾く高校生のおにいちゃんがいて、「としくんはフレディ・マーキュリーの声に似てる」と褒められ、それがきっかけでフレディに憧れるようになりました。
それから、ずっとその高い美声はキープされていて、声変わりのときは、低くなるどころか、かえって高くなったと言います。通常ではありえない、これはまさに神に選ばれた「声」なのかもしれません。
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をカバーしたことに関しては、
クイーンの名曲をぜんぶ自分の声で表現できるしあわせ。だから、ひとつひとつのハモりをぜんぶ研究して、そしたら驚がく的に凄いハモりで、とんでもない音の録り方とかを駆使して歌っていることが判明したんです。
70年代にこんなレコーディングをしていたなんて、こんなフレーズを作っていたなんて、それをハーモニーにしてひとつの楽曲を仕上げたなんて、アーティストとして凄すぎると思って。でもそれを歌わせてもらって、自分なりのフレディ・マーキュリーを表現させてもらったんですけど、これもまた絵にすごく影響していて。
(中略)
いわゆるオペラパートがあったり、バラードパートや複雑なハモりのパートやロックパートがあったり、本当に斬新な音楽。でもひとつの楽曲として物凄くクオリティの高い、とんでもない楽曲が40年以上もの間、聴き続けられ、たぶんこの先もずっと世界中の多くの人々に聴かれていく。
その「ボヘミアン・ラプソディ」を紐解いていくと、何重にも重ねたとんでもないハーモニーになっていて、何パターンもの声色を変えた歌い方もしているし、トリッキーなメロディーラインもあったりするのに、合わさると凄い。
レコーディングのチャンネル数も少ないアナログな時代に、どうやってこんなレコーディングしたんだ?と本当に驚きなんですけど、これは絵にも通ずるところがあって。
いろいろな手法を駆使して描いていても、全体で見るとちゃんと一つのハーモニーになっている。突拍子もないそれぞれのエレメンツがあっても、それがビューティフルハーモニーとして成立していたら、それこそ美しきアートであり、見る者の感動を呼び起こす。
それは「ボヘミアン・ラプソディ」のレコーディングからインスパイアされた感覚でもあるんですよね。だから今は音楽と絵の影響の受け合いが凄くて、影響のアートキャッチボールみたいな。
「ボヘミアン・ラプソディ」の録音方法は、フレディが何度もパートを変えて多重録音したものですが、さすがToshlさんの解釈はアーチストそのもの。カバー曲はフレディのように、1人4役で録音したそうです。
画家としても活躍、カバーアルバムの中身は?
Toshlさんは龍玄としの名前で、絵画展も開催しています。「マスカレード展=音の世界を描く」というテーマで、ミュージシャンならではのアートな世界。
12月4日に発売されるアルバムの楽曲はこちら。全12曲収録、曲順未定。
ボヘミアン・ラプソディ Written by Freddie Mercury [1975]
乾杯 作詞・作曲:長渕剛 [1980]
メモリー Written by Andrew Lloyd Webber, Trevor Nunn and T.S. Eliot 日本語詞:浅利慶太 [1981]
真夏の夜の夢 作詞・作曲:松任谷由実 [1993]
OH MY LITTLE GIRL 作詞・作曲:尾崎豊 [1994]
残酷な天使のテーゼ 作詞:及川眠子 作曲:佐藤英敏 [1995]
雪の華 作詞:Satomi 作曲:松本良喜 [2003]
Story 作詞:AI 作曲:2 SOUL for 2 SOUL MUSIC, Inc. [2005]
粉雪 作詞:藤巻亮太 [2005]
CRYSTAL MEMORIES [Fantasy on Ice Ver.] 作詞・作曲:Toshl [2017]
マスカレイド [Fantasy on Ice Ver.] 作詞・作曲:龍玄とし [2018]
Toshlさんらしい、ドラマチックな曲が多いですが、やはり注目は「ボヘミアン・ラプソディ」ですね!クイーンは映画の大ヒット以来、人気が登りっぱなしで、今現在は第3ブームと言われています。
Toshlさんは、長年の想像を絶する苦難の洗脳生活から抜け出し、Xjapan再結成で、表舞台へ戻って来てくれました。Toshlの高音美声を維持するための秘訣は「楽しくいること」。厳しい苦難を乗り越えた彼の真実の言葉です。
オリジナル朝食もアートも、自由で楽しくあるために大事なモノなのですね。


オーブントースターで焼くだけ!焼きバナナのレシピ

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バナナはシュガースポットが出たくらいのを準備します。
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じくの部分を切り落とし、縦に1本切り込みを入れます。
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オーブントースターで250℃で5〜6分焼きます。温度設定がない時はピザコースなどを使うとよいです。
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上下をひっくり返してさらに5分焼きます。やけどに注意して返します。
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皮が真っ黒になってても大丈夫!できあがりです!切り分けたり、お好みでシナモンを振りかけたりしていただきます。
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