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祇園祭は歴史の由来を知って、山鉾巡行を見に行こう!

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夏のイベント
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祇園祭の季節がやってきました!

京都の7月は祇園祭に始まり、祇園祭に終わると言われるほど。

日本随一の雅なまつり、祇園祭のおこりや見所などをお伝えします。

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祇園祭とは

祇園祭は、5月の葵祭(上賀茂神社、下鴨神社)、10月の時代祭(平安神宮)とならび、京都三大祭のひとつです。

日本各地に、祇園祭に影響されたお祭りは多々あり、日本を代表する、風雅なお祭りとなっています。

祇園祭は八坂神社のお祭りで、7月の1ヶ月をかけて行われる、長い祭です。

7月1日の吉符入りに始まり、宵山、山鉾巡行、神興祭、花傘巡行、還幸祭などが行われ、
7月29日の神事済奉告祭、7月31日の疫神社夏越祭で幕を閉じます。

2014年には50年ぶりに前祭、後祭の山鉾巡行が復活、
いつにも増して盛り上がりました。

祇園祭の由来

平安時代初期、京の都では人口の集中や気候風土の影響により、疫病(えきびょう)が流行しました。

それを払拭(ふっしょく)しようと、牛頭天王(ごずてんのう)を祀り、御霊会を行って無病息災を祈念したことが始まりです。

牛頭天王とは、「平家物語」で有名なインドにある祇園精舎の守り神で、祇園天神とも言われ、八坂神社に祀られている神です。

祇園精舎は釈迦が説法をした場所で、この由来から、八坂神社は 神仏が両方祀られています。

室町時代になると、町内趣向を凝らした山鉾を作って巡行させるようになりました。

これが、応仁の乱や第二次世界大戦での中断を除いて1000年以上も続いているわけです。

やはり京都の歴史は、奥深いですね。

祇園祭のメインイベント

7月いっぱいかけるお祭ですが、いくつかメインイベントがあります。

まずは7月14〜16日「前祭(さきまつり)」の宵々々山、宵々山、宵山です。

3日間で、20基以上の山鉾(やまぼこ)が建ち並び、吊られた駒形提灯(ちょうちん)に火が入ります。

そして、祇園囃子が聞こえてきて……。

まつり気分は最高潮!

それぞれの山鉾で粽(ちまき)を購入すると、山鉾に乗ることができます。

粽といっても、端午の節句に食べる粽ではなく、除けに玄関先に飾る、わら製のものです。

八坂神社から堀川の間は、歩行者天国になるので安心。

でも、人がものすごいので覚悟してください。

そして最もメインとなるのが、7月17日の「前祭山鉾巡行」です!

よく、テレビでも中継されていますよね。

特に見所となるのが、角を曲がる際の「辻回し」です。

10トン以上の山鉾を、交差点で曲げて移動させるのですから大変!

通路に青竹を敷き、動きやすいように水をたくさんまいて、山鉾をカーブさせるのです。

その際の「ソーレ!」「エンヤラヤー!」という掛け声が、祇園祭の名物でもありますね。

また、お稚児さんが長刀鉾に乗って、長刀を抜くところもクライマックスですね

あどけないお稚児さんが可愛いです↓↓

山鉾の巡行コースと時間は、下記の公式サイトにて。

公式サイト

残念ながら、山鉾巡行見物には穴場スポットはこれといってありません。

どこも人、人、人です。

それでも、日本一の雅は見る価値がありますね。

穴場ではありませんが、確実に見るとしたら、有料観覧席をお勧めします。

祭山鉾巡行有料観覧席チケット

■前祭山鉾巡行観覧席券(7月17日巡行

料金:3,180円(全席指定・パンフレット付)
観覧場所:御池通の寺町通から新町通の間
山鉾通過時間:午前10時30分頃(寺町御池)~11時30分頃(新町御池)
販売開始:6月2日(火)より

■後祭山鉾巡行観覧席券(7月24日巡行

料金:3,180円(全席指定・パンフレット付)
観覧場所:御池通の寺町通から河原町通の間(京都市役所前)
山鉾通過時間:午前10時頃
販売開始:6月9日(火)より

チケット販売方法

インターネット販売:旅の発見ティー・ゲート(要会員登録、配送料450円要)
Walker Plus チケット(発券手数料1枚あたり324円要)
店頭販売:ローソン、ミニストップ、JTB、
近畿日本ツーリスト、セブンイレブン、
サークルKサンクス、ファミリーマート、ぴあ
(発券手数料1枚あたり108円要)

■問い合わせ

京都市観光協会 TEL:075-752-7070
京都市観光協会業務取次所 名古屋業務取次所 TEL 052-582-2899

7月24日は後祭宵山ですが、前祭よりも人出は少ないです。

……とはいえ、すごい人です。

しかし、山鉾はじっくり見られなくても、屋台村が出て、地ビールが飲めたりするので、笛やお囃子の音色を聞きながら、祇園祭のふんいきは十分に味わえます。

いくら人出が多くても、それも祭りならでは。人生のうち一度は見ておきたいですね。

交通アクセス

<祇園へのアクセス>

京都市バス206系統「祇園」下車すぐ

<御池通寺町通へのアクセス>

■電車

京都市営地下鉄烏丸線国際会館行→烏丸御池駅 (K08) 乗換え→地下鉄東西線六地蔵行→京都市役所前駅(T12)ゼスト御池13番出口

京都市営地下鉄東西線太秦天神川行→京都市役所前駅(T12)ゼスト御池13番出口

■バス

京都市バス京都市役所前停留所下車(系統 3 / 4 /10 /15 / 17 / 32 / 37 / 59 / 205)

京都バス寺町御池停留所(系統 61 / 62 / 63 / 64 / 65)