こんにちは。食養アドバイザーのmiyuです。
皆さん、普段に使う出汁やドレッシングはどうしていますか?
私は体調を崩したのをきっかけに、食養を学び始め、めんつゆやドレッシングなど、市販のものは一切買わずに、手作りしています。
その方が身体にいいし、財布にも優しく、まさに一石二鳥!
今日は簡単に手作りできるのに、万能調味料とも言っていいほど、優秀な玉ねぎ麹の作り方を紹介します。
このままドレッシングになるし、スープに入れればコンソメ代わりで、旨味の詰まった味わいに!和中洋どの料理でも相性が良く、時間が無い時や疲れた時でも、さっと作れます。
老化防止に血行促進、ダイエット!こんなにある玉ねぎ麹の健康効果
玉ねぎには 風呂ボノイドの一種、 ケルセチンという成分があり、 ポリフェノールの中でも強力な抗酸化力を持つ成分なのです。
これには血糖値の急上昇も抑え、 脂肪を蓄えにくい体質にする効果があります。
またケルセチンは、骨の形成を活性化させる効果があることでも注目されていますよ。
ケルセチンにはビタミン D の吸収を高める効果もあるので、腸内でのカルシウムやリンの吸収を促し、 筋肉強化に加え、なんと認知機能の向上なども期待大! 両方の働きで骨粗鬆症の予防につながりますね。
玉ねぎの辛味成分や匂いの元となる、 硫化アリルは空気に触れるとチオフルフィーネトという、刺激 成分に変わります。
この刺激成分が血管を広げて、 血行や血流を促進し、代謝や免疫力が高まるというわけ。
これにケルセチンやビタミン C が加わると、さらに血管は強化されます。
体温も上昇するので ダイエット効果も期待できますね。 玉ねぎはすりおろすことで、よりチオフルフィネートに変わりやすい状態になるんです。
健康効果を高めるには、おろし玉ねぎが最適です!!
玉ねぎにも米麹にも、 抗酸化作用があるので、玉ねぎ麹にすると、一層 効果が高まるんです。 また玉ねぎと麹の相乗効果で、互いの持つビタミン吸収を促進、疲労回復にも一役買います。
さらに、玉ねぎも米麹にも、オリゴ糖が多く含まれるので、腸内環境が改善。これが今、ブームを引き起こしている「腸内環境を整える発酵効果」ですね。
自律神経を整える効果もあるんです。
血液中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールの減少にも役立ちます。
こんなにもさまざまな健康効果があることに驚きですね!
高血圧や血糖値を下げる効果のある「ゴーヤの酢漬け」レシピはこちら↓
混ぜるだけ!玉葱麴の作り方
- 乾燥麹 50g
- おろし玉ねぎ 200g(うちはフードプロセッサーを使ってます)
- 天然塩 10g
「作り方」
消毒をしたボウルにすりおろした玉ねぎを汁ごと入れて、他の材料とよく混ぜ合わせる。ラップをして、20~25度の室温に一晩置いて、発酵させる(10時間くらい)
とろっとしたら出来上がり!
さらに発酵、保存するには
・熱湯消毒した保存瓶に、(水分が少なければ水大さじ2~3を加えて)密閉せずに、常温保存する。
・一日一回混ぜ合わせる。日ごとに甘みやとろみが増します。
その後は冷蔵庫で、1週間くらい保存可能です。
簡単で美味しいおすすめレシピ
ナス炒めプラス玉ねぎ麹
ナスを一口サイズに切り、フライパンにオリーブオイルまたは米油で、両面香ばしい程度に炒め、皿に盛ったら、玉ねぎ麹を掛けます。
たったこれだけで、ナス炒めの味わいが深く、グレードアップ!食欲のない日にも!
ポテトサラダやマカロニサラダに
マヨネーズの量を半分か三分の一に抑え、代わりに玉ねぎ麹を入れます。量は少しずつ入れて、好みで調整してください。
マヨネーズの中身は殆どが脂分です。玉ねぎ麹を使うことで、前述した健康効果を得られますよ!中高年世代には特におススメです!
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